失敗しないスーツケースの選び方
[第3回] TSAロックと旅の豆知識
今回で最後のアドバイスになりました。 TSAロックについてと役立つ豆知識を紹介します。
2001年9月のアメリカ同時多発テロ以降、アメリカ(ハワイ・グアム・サイパンを含む)では空港での手荷物検査を強化しています。 アメリカを発着する飛行機を利用する場合、空港で預ける荷物に関しては、 TSA(アメリカ運輸保安局)の職員が荷物のチェックする為、各航空会社において「預け荷物にロックをかけない様に!」と注意を促しています。
しかし、誤って施錠されたスーツケースのロックが破壊されたり、旅行者から「施錠無しでは安心して荷物を預けられない!」との声が多くあがりました。そこで登場したのがTSAロックです。
■TSAロックとは・・・
TSAが認定したロックシステムのことで、施錠した状態で預けることができ、 万が一X線検査によって不審と見られ検査の対象となってもロックを破壊されること無くチェックされます。 これは、TSAの職員がマスターキーを用いてロックを開錠できる仕組みになっており、検査後は鍵をかけた状態に戻してくれます。要するにTSA認可のロックを使用および装備しているスーツケースは鍵をかけたまま航空会社に預けることができるのです。 ですから「別に施錠しなくても気にならない」などというような人はどんなスーツケースでも構いませんが、そうでない方にはTSAロックを搭載したスーツケースをオススメします。
■TSAロックシステムの種類
1:TSAロック搭載のスーツケース
現在新しく発売されるスーツケースのほとんどがこのタイプになります。 このコラムでもいくつか紹介していますが、新しく購入をお考えの方にはTSAロックシステムが搭載されたスーツケースの購入をお勧めします。
以前からお持ちのスーツケースに使用することで、TSAロックシステムを簡単に利用できます。
【TSA付きベルト \2,625】
3:南京錠型TSAロック
基本的にスーツケース型と一緒ですが、主にソフトケースに使用されます。
【TSA南京錠 \1,150】
■旅を快適に過ごす為の豆知識
旅なれた方やスーツケースメーカーの方から頂いた海外旅行で役立つ豆知識です。
1:フライト中の体調管理
フライト中の機内で耳がキーンとしたり、息が苦しくなったり、頭痛がしたり、お腹が張ったり、肌が乾燥したりした経験をもつ人は多いと思います。 これは飛行機の機内が与圧され、標高2000-2500mの状態になっていることによります。また気温は20-24度程度に調整されていますが、窓際にいると寒く感じられることもあります。さらに湿度は20%以下とカラカラの状態です。
体調管理の為にも、機内食は腹八分目、アルコールは控えめに、乾燥を防ぐ工夫をして下さい。 機内では毛布を貸してもらえますが、私は羽織る服を必ず1枚持っていきます。 シワになっても良いような薄手のシャツです。 また長時間のフライトのときは、専用クリーナーで顔をふき取ってから油性のクリームを塗って眠ります。リップクリームも何度も塗るようにしています。またコンタクトを使用している方は早めに取って、ドライアイ防止用の目薬をさすことをオススメします。
(30代 女性)
2:現地通貨の両替について
ユーロのおかげでヨーロッパでの両替はだいぶ楽になりました。ユーロが使用できる国では日本からユーロに換金して持っていくのが一番です。
EUの加盟国でユーロが使えるのは「アイルランド」「イタリア」「オランダ」「オーストリア」「ギリシャ」「スペイン」「スロベニア」「ドイツ」「フィンランド」「フランス」「ベルギー」「ポルトガル」「ルクセンブルグ」です。
その他の国ではユーロから現地通貨、あるいは日本円から現地通貨へ換金することになります。ヨーロッパではほとんどの国で日本円から現地通貨に両替できますが、国によって両替事情も違いますし、日本円の両替レートはユーロやドルに比べとても悪い話も耳にします。事前にガイドブック等で確認しましょう。それと両替は必要な金額を概算して、余らないようにするのがコツです。最後の数日になってちょっとだけ両替したいときのために千円札をいくらか持っていくのも良いでしょう。
(40代 男性)
3:クレジットカードをフル活用
クレジットカードのメリットはキャッシュレスというだけではなく、海外でのトラブルにも迅速に対応してくれます。 例えばサイズ直しをお願いした洋服がいつまでたっても送られてこない。店に直接連絡するのがベストだけど、どうしても言葉の壁・電話代・・・といった不安があります。
私はまず日本のカード会社に連絡して加盟店で使用した旨を伝え、事情を話します。もちろん全てを解決はしてくれるわけではありませんが、少なくとも私クラスの語学力で直接連絡するよりも遥かにスムーズに解決しました。
また、殆どのカード会社には旅行者の為のサービスとして、旅行先に応じた旅行の手引きを無料で郵送してくれます。これには旅先でカードを紛失した際の連絡先や事務所の地図等の掲載はもちろんですが、カードで割引になるショップやホテルの情報も掲載されています。
また、大手のカード会社であれば主要な海外都市にお客様センターを設置してあります。カードの紛失だけではなく様々なサービスもあるので是非お得に利用しましょう。
(エル ショップマスター 男性)
読み悪い文章の中最後までお付き合い頂き有り難うございました。
皆様の旅行が快適に、安全に過ごせるよう願っています。
それでは気をつけて行って来て下さい。
